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(68) 電車の中で出会った親日家の人々

私とみみは、ブザンソンーディジョン往復2時間を何回しただろう。


その電車TGVやTERの中でも色々な出来事があった。


フランスの学校が休みの毎週水曜日にディジョン日本語補習校に行く私達。

通い始めて何ヶ月も経った頃には、朝早くブザンソン駅でキップを買う時に、窓口の人が


「ああ、今日は水曜日か!」


と言ってニッコリ笑った。

私達が朝早く現れる日、それが水曜日。


「実は、ディジョンにある日本語の学校に行っているんです。」

と私。


電車の中でも毎回同じ車両に乗り合わせる女の人がニコっと笑ってくれたり、声をかけてくれたり。

それから、何人もの”日本に興味がある人たち”から声をかけられたのも面白かった。


例えば、ある日の私達の席から通路挟んで向こうにある席の20代のフランス人。

ちらちらこちらを見た後、、、


「スミマセン。ニモツ、ミテコレ。」


と言ってどこかに行ってしまった。



「え?何だろう?」


と私達。


この仏人は私とみみの日本語の会話を聞いて、どうしても私達に話しかけたくなった。


何故なら彼は 日本語を勉強中 だったから!



彼は、トイレに行くので自分の荷物を見張っててと私に頼んで、帰ってきてから


実は、日本が大好きだ!


と話してくれた。

カバンの中から、日本語のテキストブックが!表紙は浅草雷門!

電車の中で、私の無料日本語レッスンが始まった。

彼と会えたのはその日だけだったけれど・・。



そして、ある日は、電車の中でフランス語を勉強していた私にキップ検閲の人がチェックしに来た時、


「フランスゴ、ムツカシイ?」


と日本語で聞かれ、びっくりして彼を見ると、彼の制服の胸にはいくつもの国旗のバッジが輝いていた。

イギリス、ドイツ、イタリア、、だったか??・・・そして日本の国旗が!

彼が話せる言葉の旗なのだった。

しかも、かなり流暢だった彼の日本語。

丁度、私が勉強していたフランス語も日本語で少し説明してくれたりして!


正直言うと・・・奇妙なものを見るような、、遠慮のない視線を感じることも度々あった電車の中だった。

みみもそれに気が付いていた。

だけど、こんなに楽しく面白い体験も沢山あったのです・・・。

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ブログ紹介

ロンドンとフランスの小さな街で子連れ駐在生活

http://ameblo.jp/londonbesancon/

駐在家族の多いロンドンからフランスのブザンソンに引越し。街で唯一の日本人(日日)家族になってしまった!閉鎖的な街に馴染んでいくまでの努力?日記。

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