• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

NO2684 日本的な考え方の是非(4)

神田川の源流井の頭池

神田川源流の井の頭池 17日(木)快晴。臨時のテニスのお誘いがあったが、いけないので代理で家内を入れてもらった。まさにテニス日和の日々だが、朝夕は5~15度とストーブや炬燵に火を入れる始末。タイヤ交換も溜まったゴミの始末もしなければならないのだが、ちょっと無理だ。

 

このシリーズ、学校現場を思い出しながら書いている。教師になりたての頃は何の疑問も感ぜずに、先輩の言うとおりに従ってきたことを今は恥ずかしく思う。朝会時には一糸乱れずに並ばせようとしていたし、乱れた服装は時にズボンさえ取り上げたことさえある。

 

入学式や卒業式の練習にしても、あの寒い体育館の中で、返事の仕方、並びから、礼の仕方、歩き方など何のためにそれが必要なのかなど考えもせず、まして生徒に納得のいく説明もせずにただ厳粛に、きれいに、整然と形を整えることだけを考えて指導した。

 

井の頭公園駅間の喫茶

井の頭公園駅前の喫茶 後日、それが戦前の教育に雛形があり、校長の式辞を読む抑揚さえ指示書があったことを知った時は少なからず、ショックを受けた。日の丸・君が代が式次第に入れられた意味も、その厳粛さを保持するためだったのだ。終わった後「立派な式だった」と評価される。

 

戦後、教育勅語が廃止され、ステージの奥にあった御真影(天皇・皇后の写真)が撤去され、日の丸も君が代も一旦は消えた。そもそも、日本の学校の体育館にステージがある意味など、考えも及ばなかった。戦後、学芸会などの劇上演に有効活用されたが・・・。

 

御真影を納める部屋は「倉庫」として活用され、日の丸に代わって、校旗や児童・生徒の作品が展示される好ましい姿になったのに、政府自民党は執拗に日の丸・君が代の導入を目論み、国旗.国歌法案が廃案を繰り返すたびに、学習指導要領に持ち込もうとした。

 

外国語が飛び交うアメ横

外国語が飛び交うアメ横 彼らは目的を達して今の学校の姿がある。国旗・国歌法案の審議に過程で、元号同様「決して強制するものではない」との確認が行われたはずなのに、今や橋下市長率いる大阪市では処分まで強行して、強制する始末。入学式や卒業式に求められているのは厳粛さだけ。

 

世界的に異質な日本の学校の在り方も、海外に出て比較しなければ見えてこない。朝会で国歌を斉唱するのは多民族国家が民族融和のためにやっている。ドイツをはじめ欧州各国ではその必要はないから、国家的行事以外に国歌を歌うことはないということだ。

 

体育館にステージなどあろうはずもなく、私が無批判に指導した髪の毛の長さやスカートの長さなどはドイツでは指導すること自体が法律違反だった。日本の国旗・国歌の強制上意下達、画一化、思想統一の為であることは明らかだ。全て再点検が必要ではないか。

続きを読む

続きを読む

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045