滅多に一生懸命やらない家事を、2日に渡って一生懸命やりました。笑
リタイアすると、毎日がホリデー。家事は二の次、休息が第一。になります。こんなレイジーな暮らしをしてると、文字通り肥ります。毎日軽い運動はしなければならないので、少しずつマシーンで動いています。
この2日間、暖かくなってきてやる気が出てきたのか、床磨きをし、パンなど作っていました。
床磨きは、花粉、、、庭に大量にあるオークの木の花粉が家の中に入ってきて、アレルギーのある娘が熱を出したので綺麗に洗い流しました。うちは一階のキッチンと洗濯場がタイルでその他が木の床になっています。二階はすべてカーペットです。二階まで行く階段は木の床になってます。
私達夫婦はカーペットがあまり好きでなく、この家を買う決め手になったのも、一階が木の床だったことです。アメリカの家で全ての床が木の床は珍しくなかなか見つかりません。お値段的にも木の床の家のほうが高くつきます。
綺麗ついでに、ヤンキーキャンドルで買ったワックスを溶かしてみるんですが、匂いがきつすぎて、家族から苦情。アメリカ人って、鼻が効かないのかな?って思ったりします。笑
今日は学校はお休み。イースターホリデーです。なので昨日は、いつも美味しいパンシートを作ってくれる娘のボーイフレンドのお母さんに、ホット・クロス・バンズを作りました。パン作り、、、焼く時間に騙されて作り始めて、後悔。約3時間くらいかかりますね。パンダネ寝かせなきゃならないですから。。。
で、昨日はキッチンにいる時間が長かったです。
ホット・クロス・バンズはオーストラリアにいた時に良く買いました。この時期になると、学校からオーダーシートが来て、そこに数量を書いてお金を渡すと、ホリデーの前の日に学校でそれを受け取ります。何かのファンドレイジングだと思いました。
そのバンズには二種類あって、フルーツとチョコチップ。子供にはチョコチップが人気でした。
しかし、今回作ったのはフルーツ。漬け込みフルーツがあったのでね。Best of Bothでついでにチョコチップも後から入れました。先に入れるとチョコチップが発酵させるとき溶けるので後から入れないといけません。
お味は一応美味しいらしいです。今食べながら書いてますが、私は美味しいと思います。w
私ははじめて作ったので、いまいちロールのサイズが分からず、ひとつのロールが大きすぎてパネトーネ風になってしまいました。笑 でも美味しいですよ。
ホット・クロス・バンズを知ったのは、もう何年も前で、娘の幼稚園の先生が、タスマニア出身のオーストラリア人で、子供たちのためにイースター休みの前の日に作ってもって来たのです。私はどうしてその日に学校へ行ったのか思い出せませんが、そのときに、先生が、「これはホット・クロス・バンズと言ってイースターサンデーの朝に食べるものです。」とおっしゃったのを覚えてます。
お味はパスコのオレンジロールにクロスのアイシングがついたものって感じでしょうか?フルーツロールが好きな人には好まれると思います。
娘のボーイフレンドのおうちはカソリックでアメリカ在住のアジア移民ためか、ホット・クロス・バンズはしらないようです。そもそも英国系の国のカスタムみたいですね。アメリカでも実はスーパーで売ってます。
なので、彼等、早速昨晩召し上がっていました。しかも、写メ真で送ってくれました。笑
私達も「無宗教」なので、今朝食べました。(日曜日まで待てない!)
思えば、ヨーロッパとアメリカ、生きるスピード、お金の消費、お金の使い道、休日の楽しみ方、すべてが違いすぎて、やっぱり、長くいたヨーロッパの暮らしが私達には心地よいです。
まず娘が気が付き、私が気が付き、今主人が、ヨーロッパのドキュメンタリーばかり見ています。w 最近息子が、アメリカってつまんな~い!って言い始めてますで、時間の問題かもなって思っています。
息子は、アメリカか、日本か、ドイツで仕事をしたい。。。でなく、仕事をするだろう。。。と言っていますから、大学卒業後に仕事さえあるなら、日本とドイツにも行くつもりはあるようですよ。
で、東海岸はヨーロッパと似ているけど、住んでるのがアメリカ人なら、アメリカだろうと思ってます。
タフツ大を卒業したインターのカウンセラー(ヨーロピアン)が、ヨーロッパのような雰囲気が気に入り、、、と言うので、東海岸は?と思いましたが、やっぱり違うだろうと気がつきました。
主人も、いましている投資次第で、ヨーロッパに移り住む事も考え中だとか。。。人間らしい暮らしはヨーロッパ人のほうがよく知っていると思っているようです。私も、そう思いますね。
アメリカでは消費するためには働き、働くために良い大学を卒業し、さらにそれでローンを抱え、返済のために働き、年俸の8年から10年分くらいの値段の家に住み、さらにローンで買うので、「実際のレベル以上の暮らしをしなければならない症候群」患者が沢山います。アメリカ人のほとんどがそんな感じだと思います。働いて働いて、そのお金で物欲を満たし、いらなくなったたくさんのものはガレージに詰まってます。それを、暖かくなってきた春にガレージセールで売り飛ばし、さらに何かを買うんです。
笑えますよね。外国人から見たアメリカの暮らしは本当に笑えます。私達は外で暮らしたぶん、アメリカのこういう不可解な部分がよく見えて、滑稽に思うのです。
家の話。私達は息子が娘と同じ大学に決まれば、ここを売って、サイズダウンをしようと思ったいましたが、実際に調べてみると、アメリカではスタンダードの高いエリアに、小さな家は存在しないのです!Bigger is Better.まさしくそれで、規模の小さい家はいいエリアにありません。なので、私たちのような考えの人間は住むところが無いのに気が付きました。仕方なく大きな家を買うか、都会のど真ん中のコンドを買うかになります。良いエリアは子供がいようがいなかろうが、沢山税金を払えば安心して暮らせるエリアに住めるという構造があります。
外食、、、アメリカほど外食があまり美味しくなく、危険なものはない!と思います。どこの国よりお肉には気をつけなきゃいけない国ですから、オーガニックしか使いません!と言うレストラン以外はちょっと。。。と思います。ドイツにいたときは、肉についてこんなに心配したことはなかったですから。お味?、、、お世辞にも美味しい!と叫びなくなるレストランはありません。それに家族4人で50~100ドル、週一回。もったいない話だと思います。外食をしない代わり、家で体にいいものを作ってます。
たまに外食すると体の調子が悪くなるのはたぶんそのせいだと思います。普段の食べ物が違いすぎるから。。。それでしょう。大学の寮は食生活の事も考えて選びました。ジャンクフードからベジタリアン、、、色々チョイスがある子供の学校の寮はいいですよ。私もここでなら暮らせる!と思いましたから。
そうそう、体が余計な食べ物を受け付けない人なら、飛行機の機内食はベジタリアンメニューにするといいですよ。おなかにガスがたまりません。
そんなこんなで、最近はコストコで売っているブラウンライス(玄米)にはまってます。
年を取ると粗食が一番と言われますが、本当だと思います。
宗教と人々の文化、習慣の強く結びついているヨーロッパとは違うアメリカのイースター。
無宗教の私達にはデコレーションだけが目立ちます。