今週で見納め
19日(土)快晴。昨日の朝、散歩中、小2,4年生くらいの女の子に「おはようございます」と声をかけられ、嬉しくなった。親の躾だろうか。2人の大人に声をかけたが、一人は全く反応しなかった。日本人だって親切な人は沢山いるだろうに、どう見ても愛想が悪い。
午後からは年金者組合の花見の会。24人が集まった。広げられた弁当やコップに桜の花びらが散り落ちる。桜ご飯に桜茶ならぬ桜酒、そのまま飲、かつ食べた。アコーデオン付きで歌っていると、若者のカップルや障害者の人達が寄ってくる。招き入れ一緒に酒宴。
話題の中に自分の子どもの入学式出席を優先させた教師が話題になり、やはり、公務を優先させるべきだろうというのが大半だったが、私は異議を挟んだ。処分に値するほどの問題なのかという点と諸外国にはない日本独特の式だからそうした考えになるのでは。
桜酒
でもここは日本だからと一蹴されたが、私は日本の教育制度を根本的に見直す勇気がなければそうした考えは、安倍政権の教育改革の方向から言えば、強まる一方だろうと思う。この問題は教師と言えども、同時に市民であり一切の個人的事情を認めなくなるのも怖い。
新潟の桜は今週で終わりの気配。しかし、春本番はこれからだ。チュウリップに続きツツジが次々と咲いていく。我が家の庭の水仙は今真っ盛り。オバマ来日が近づき、安全保障問題でアメリカ傾斜を強めるほど、TPPをはじめ、米国の言いなりにならざるを得ない。
安倍が妥結を目指すと言い始めているのは、抵抗する姿勢を国民に示しながら最後は押し切られるシナリオが出来ているのではないか。食糧安全保障の哲学もなく、TPP交渉に応ずること自体が農業を犠牲にして自動車や家電製品の輸出産業に奉仕することになる。
アコーデオンに乗せて
関税引き下げ交渉ならEU諸国や韓国と個別に進めているFTAやEPA交渉でなぜだめなのかという説明もない。戦後レジームからの脱却を言うなら、徹底したアメリカ批判が必要なのに、その本質が実は教育や社会制度の復古的な改革であることが見えてくるではないか。
帰国以来、趣味の料理は楽しみの一つだが、当然、毎日のようにスーパーに買い出しに行く。私の買い出しは2000円で収めることだが、消費税引き上げで収まらない。ああ、昨日は65RM,今日は100RMと思ってしまう。CHで100あれば、一週間は持つのにと・・。
消費税を外税にしたのはなぜだろう?娘がまた10%にするからじゃないの、そしたら表示を又変えなくっちゃならないじゃん。なるほどと納得。庶民が1円単位の税を気にしながら買い物をしているのに、何の痛痒も感じない政治家は数字だけで景気判断をしている。
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