CHで1月に咲いている花
2014年8月1日(金)昨日は年金組合支部の月一の昼食会。参加者は9名(60~80代)。500円の参加費でそれぞれ漬物やビールなど一品を持ち寄ってのコミセンでの会である。私は手作り餃子60個をたれ付きで持参。好評で売り切れた。介護問題が中心的な話題だった。
原発事故による避難者が14万人に及ぶというのに、その責任も問われずに東京電力と言う会社がのうのうと生き延びていること自体が信じ難く、許しがたいと思っていたら、遅まきながら検察審査会が勝俣元会長や武藤元副社長等3人を「起訴相当」だとし、検察の不起訴を批判した。
その中で「想定外の事態も起こり得ることを前提とした対策を検討しておくべきである」また東電は国から原発の耐震安全性の報告を求められた際、「15.7mの津波を試算」しておきながら、対策にかかる時間や費用を理由に対策をとらなかったことを批判したのだ。
CHで1月に咲いている花
至極真っ当な議決で、これでも検察は「想定外を証明することは難しい」などと逃げることは断じて許されない。すでに数兆円の国税がつぎ込まれている東京電力という会社が「4年ぶりに経常黒字」等というニュースにも腸が煮えくり返る。株主の責任も追及せよ。
原発停止で燃料費高騰を理由に電気料金を値上げした10社中6社が黒字を出すなどあり得ない。利益が出るなら値下げに回すのが筋だ。11年の3月11日に勝俣会長と大手メデイアの社長・編集局長クラスが北京で慰安旅行などをやっているようでは追求できまい。その事実を暴いたんは共産党の赤旗だった。
安倍首相が就任後メデイア幹部と飲食を繰り返しているのでは、責任追及などままなるまい。経営幹部の責任は勿論、国や大株主である大手銀行や保険会社の責任、一般株主の責任も当然追及対象だ。これだけの事故を起こした企業が生き残ることなど絶対に許されない。
CHで1月に咲いている花
これから私が紹介する六ヶ所村の実態は前述の小出裕章氏らの著書と88年8月6日に提訴された「核燃サイクル阻止1万人訴訟」原告団が08年に出した訴訟記録などをまとめた「六ヶ所再処理工場・忍び寄る放射能の恐怖」という65ページの冊子に基づくものである。
六ヶ所核燃サイクル施設の中核は勿論、再処理工場である。小出氏の説明によれば、再処理とは使用済み核燃料中に精製・蓄積したプルトニウムを取り出すための操作。原子炉を動かすと①燃え残りのウラン、②核分裂生成物、新たに生まれたプルトニウムが含まれる。
上記三つの成分を科学的に分離する作業が再処理だと。燃料棒を細かく切断し硝酸に溶かした上で科学的に分離する。この危険な作業を行わなければ、使用済み燃料をそのまま埋設することになる。ほとんどの国はそうしている。この危険な作業に手を出しているのは日英仏露中印、日本以外は核保有国だということに注目。アメリカ、ドイツ、ベルギーは危険性と採算性から撤退した。
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