• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

NO2968 過去と向き合わない日本(14)

国民の交流が平和への道

国民の交流が平和への道 27日(火)雨。古賀茂明氏に「いとも簡単に、しかも、堂々と、嘘をつける人間」(国家の暴走=角川新書)と言われた安倍首相。イスラム国に人質をとられ、慌てて「2億ドルは人道援助」と見苦しいことを言っているが、エジプトでの演説は嘘なのか。

 

 昨日あたりから、嘘がバレバレになってきているが、中東訪問に出かける前に湯川さん等の拘束情報を得ていながら、それを意識しつつ「テロとの闘い」を自ら演説草稿に書き込み、「イスラム国と戦う周辺諸国に総額2億ドルの支援を約束します」とやったのだ。

 

 レッドパージを受けた新潟県の5人の教師は勧告を拒否。休職辞令も返上した。しかし発令された。労基法26条「使用者の責に帰す休職」には6割の休業手当を払わなければならなかったが、県は払わなかった。労働基準監督署は「払え」払わなければ「送検する」と県教育長に通告。

 

国民の交流が平和への道

国民の交流が平和への道 当時の労働行政には骨があった。監督署は「文部省の見解がどうであろうと私たちには関係がない。私たちは休職の可否は問題にしていない。ただ基準法の番人として、これらの厳正実施を問題にしているのだ」と県教委を相手にせず、旧職手当の支給が確定した。

 

 パージされた教師たちは「休職処分の取り消しの行政訴訟」を新潟地裁に提訴。この裁判の中心になった南魚五十沢中の南雲教諭は「あなた方はこんなデタラメ理由で我々を最下位におかれたのですか。教員の首を切った後には一体何が来るか、歴史を見たことがありますか。必ず戦争なんです」実際その数か月後に朝鮮戦争が始まった。

 
 地裁での公判は日数にして11日間。証人は双方の合計で57人。51年2月19日判決。福井、酒井の女教諭が勝訴。他の3名は棄却。双方が高裁に控訴。高裁の結果は福井教諭のみ勝訴、他は最高裁へ。SF条約を機に和解。福井、南雲、藤田は本人の希望により現場復帰。他は依願退職。

 

国民の交流が平和への道

国民の交流が平和への道 藤田先生の例をもう少し詳しく。辞職勧告の具体的理由は①校長に対し礼を失している②校内で一般と協調性がない③ああいう先生では困る④学校内で紛争を起こす⑤職員会議で必要以上に長口舌をふるう⑥意見が他の先生に影響⑦地域社会の排斥の声が多い。

 

 藤田先生ののクラスの保護者54名全員が「地域社会の排斥の声は聞いたことがない」旨を記し、勧告の撤回を求める「要望書」を県教委に提出。又今町中学校有志の名前で「全校生徒に訴える」を発表。呼び掛け文は「藤田先生を守ることは3年3組を守ることであり、交友会[生徒会]をまもること」


「級の自治活動に対しては藤田先生は父であり、母であります。藤田先生は今町中学校に一番長くおられた先生であり、吾々全校生徒のことは一番よく知っていられるのであります」この署名は校長も了解の上県教委に郵送された。藤田先生への教委主事による尋問も始まった」

続きを読む

続きを読む

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045