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旅立つ子供、送りだす母

このテーマ。


いつも人の話を聞いていて、

「へ~~~そう思うんだ。私はそんな風思わない。何故なんだろう?」と思うのです。


多くの母は今までの月日を振り返り、子供の小さい時を思い出しては感情的になり泣くそうなのですが、私はそうではないのです。どちらかと言うと、ミションコンプリート!やっと一つの仕事が終わった!イエ~イ!と言う喜びが先に来て、何故寂しく思ったり、どうして涙が出てくるかが分からないのです。


これは私の韓国人のお友達も同じ事を言ってましたし、義姉も同じ事を言ってました。(義姉のうちは結局子供2人とも大学へは行きませんでした。)


まあ、色々とあった家庭(両親の離婚)で育っているせいで、感情がナムになっている?とも思いましたが、私の両親は離婚しましたが、親としては子供思いな所もあり、ただただ大人としてファンクション出来ないピュアな人達だっただけで、私が冷酷な性格に育ったわけでもないのですよね。その点は両親に感謝しています。兄弟仲も良い方ですし、いがみ合いもなくお互い自分達の人生を楽しんでいます。


ただ、こんな子供時代でしたから、私は普通の子供より大人びた考えを持っていましたので、「ロジック・論理的」であるのは確かです。


昨日、英語のエクストラクレジットになる課題を息子に頼まれました。それは、カレッジに行く子供に親からのアドバイスの手紙を書くと言う課題で、シェークスピアのハムレットのプロジェクトの一部だそうです。


先ほど、主人が考えながら何を書こうか、、、箇条書きであれこれ上をみながら指を折って、アドバイスのをブツブツと言いながら整理をしていました。


これが面白い、まずはお金の話。そこかよ!ツボは!って、さすがITパーソン。大変ロジック!これだから、息子が破産する事はたぶん無いと安心してしまいます。笑 お金の使い方が先に来るのがうちらしい。w


私はと言うと、もっと哲学的な事を書くつもりでいます。どういうことかと言うと、「ルーティンワークを侮るな!ルーティーンが出来ない人間はルーザーになるといっても過言ではない!」とか、「適度なアンビシャンは常に必要だが、グリーディーになる必要は無い。」とか、「日本人のお行儀の良さとアメリカ人の行動力で常に前向きに生きろ!」とか、「自分自身の人生を生きよ!生きてなんぼのもの!」などなど。。。


昔、仲のいい友達に、ぼそっと言われた事があるんですが、「お宅はお父さんが2人いる見たいやね~。」

本当にその通りで、この人上手い事言うなぁ~。と感心しました。笑


そう、私はどちらかと言えば、「母」と言うより、「航空母艦」。司令塔になって、外に戦いに行った者の無事を祈りながら帰還を待つタイプ。ミションが終わればバンザーイ!って皆で喜ぶタイプなのです。USS 何とか みたいなんです。笑


その他の女性特有な微妙な感情があまり無い。物凄く簡単な人間なのでしょうね、けして冷たいわけではないですよ(あしからず) 子供たちのことを思うからこそ、感情より頭と心での理解が大事なのです。


だからかなぁ。うちの子供たちは思ったより真面目に育っています。悪い事は出来ない風に育ったと思います。まずは、くどくどと説明しましたので(何が悪かったか)、常に反省、そして次またすると、まずいことになる(脅しw)と言う頭で考える方式で物事全てを教えてきたつもりです。


子供を叱ってる最中で、私がこんなに心配してるのに、とか、誰々が可愛そうでしょ、とか思わせる、感情に訴える叱り方はしませんでした。ってか、出来なかったです。たぶんこれは子供時代の自分が「感情」と言うのは非常に厄介で出来る事を出来なくしてしまうと、そんな問題のある両親を見て育った故にこうなんだと思います。


なので、その母親の持つ特有の感情が分からなくはないのですが、私には複雑すぎる感情なのだと思います。自己解決。笑 「なんで思い出して泣くんだろうね?だって死んじゃうわけではないのにね。。。」一事が万事こんな感じです。


私にとって一番大事なのは、子供たちに子供たちなりの幸せな人生を送ってもらう事と、まあ、言ってみれば大変シンプルです。私は簡単な性格が幸いし、意外にも幸せな暮らしをしていますので。私は大丈夫だから。。。と言う感じですかね。で、大学に送り出す時もキャンプ同様で、「頑張って勉強するんだよ~!しないとハマルのは自分よ~!ちゃんと勉強しないと仕送りカットよ!お小遣いくらい十分で稼ぎなさいよ!」てな感じになっちゃうんです。


一方、子供たちもこんな母親に育てられてますので、「今までお世話になりました。」なんて水臭い事は絶対言いません!笑 「恩は成功して返すつもりでしょう?ママ、長野県に別荘が欲しい。。。富士山が見えるところにね。」、、、これは息子にいつも言う言葉。こんな会話しかしませんので、親子共々サラっとしたもんです。笑


なので、お誕生日に何かプレゼントを貰ったりした事は無いですね。(お小遣いを上げてないので、自分で稼ぐ時期ですので) 息子、娘は言葉で「おめでとう」、娘は最近少し気にしてはいるようです。今はお金が無いけど、仕事してお金が入ったら、プレゼントする、、、と言っていたような。。。


こんな子供たちの事を私は批判もしませんし、できる時にそうしてくれれば良いと思っていますのでね。人のうちと比較して羨ましく思う事は全く無いです。(口では言いますけどね、社交辞令上 笑)


息子が申し訳なさそうに、おめでとう~。と言っても、先ほどのセリフが出てくるだけですから。。。息子もかわいそうと言う気持ちも一瞬で無くなりますでしょう。(お互い様)


息子が言いますが、こんな風なので、この家族はつまらない家族なのだ!(良く分かってるねぇ。いいところに気が付いたね~!w) 


で、私は言うんですよね、「じゃあ、あなたのアイデアで自分の家庭を築いたらいいさ。」とね。

うちは娘より、息子の方が家庭的なんじゃないかと思います。子供が絶対欲しい、男の子が欲しいと今から言ってます。たまに、幼稚園、小学校の先生でもやれば?とアドバイスするくらいです。


そんな彼も、エンジニア目指し今年の秋から大学生。


ちゃんと大学生できるのかな?とそっちの方が心配で、涙も出ない母です。笑




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