奥琵琶湖
2015年8月2日(日)快晴。暑さは続いているが、昨日大阪から戻った。新潟はよりましかな。事実上初めてこのブログを3日間お休みした。孫のインターハイ応援を主目的に、関西の旅を楽しんできた。往路は長女の車を交代で運転。琵琶湖をめざし、琵琶湖北端で宿泊。
翌朝は奈良県明日香村のB&Bにしみね。これが又山奥というか、こんな田舎に泊まる客があるのだろうかと思うような不便な場所。普通の農家の部屋を宿泊客に貸し出すもの。海外、特にNZでは一般的で何回も利用したが、日本では初体験となった。外国人が多いと。うなずける。 ここに2泊したのだが、2日目の夜はマカオからのカップルと同宿。(帰宿が遅くなり、交流がなかった)床の間付の畳の部屋は外国人にはいい体験になろう。欧米では早くから、B&Bをやる農家には補助があり、どんな田舎でも旅行者は気軽に利用することができる。山奥のB&B・にしみね
日本はようやくその動きが出始めたところ。HPをどこかに登録すると、世界中からアクセスがあり、リピーターもあるとのこと。料理は税理士でもある母親がやり、接客は脱サラをした30代の息子が担っていた。コメも野菜も自家製で、一泊5500円は手ごろだ。
翌日は飛行機で来た次女を近くの駅(三本松駅=無人)でピックアップし、室生寺と長谷寺に参拝。室生寺は40数年ぶりの再訪だったが、700段の階段を上って、奥之院に参拝。その後、明日香村のテニスコートへ。全国から集まった高校生の熱気でムンムンだった。
4時過ぎから試合が始まり、孫のペアは第一回戦で四国・高知の明徳義塾と対戦。最終的にフルセットで4:3で敗れはしたが、ジュースの繰り返しで1時間を超え、隣のコートの試合終了時にようやく終わる有様。試合全体も2:1で一回戦敗退となった。悔し涙を飲む。
明徳義塾対新潟巻高校(手前) 試合が6時半までもつれ込んだため、大阪で会うはずの教え子との再会が果たせなかったのが残念だった。インターハイ出場など滅多に経験できないことで、孫のおかげで、その雰囲気を味わうことができた。猛烈な炎天下で熱中症の症状を出したことも試合に影響。
翌日は折角だからと、石舞台(蘇我馬子の墓)、高松塚古墳を見学し、興福寺の仏像や彫刻などの国宝群を参観。どこへ行っても中国人と白人観光客で溢れ、まるで外国に乗っ取られたかと思わせる感じ。噂では聞いていたが、ここまで凄いとは思わなかった。大阪へ。
大阪まで長女の車で送ってもらい、飛行機で帰る次女とも別れ、息子の家族と梅田で落ち合う。夜は生簀で釣った魚を希望する調理で食べさせるというお店で、ヒラメ、タイ、アジを釣り上げた。淀川沿いにある息子のマンションに泊めてもらい、1日の夜帰宅。今回の旅の交通費を行は娘、帰りは息子の世話になった。毎日昼からビールを飲み、美味しいものを食べ、体重を増やしてしまった。
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