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米国帰国受験の大学受験まとめ~4.工学部、大学選び、キャンパス訪問

娘とは違うタレントを持つ息子。息子の得意分野は理数系。小さい時から数学と科学だけは得意な子供で、そのため学校でもそこに力を入れてもらってた様に思います。

その得意分野で勝負と言う教育法で教育された息子の将来の希望は、何か新しいものを世の中に送り出す事。大学はエンジニアリングメージャー(工学部)を希望していました。

エンジニアリングもいろいろで、どの分野なのかと言うと、これまたはてなマーク。息子がインターナショナルスクールにいた時に参加した、カナダの森林保護のボランティアがキッカケで、地球に優しい電気自動車に興味を持ちはじめました。そして最終的には効率のよいパワフルなバッテリーがまだない事に気づき、未来型バッテリー開発に興味を持ちました。

さて、どの分野のお話なのだろうと、私も一緒になって調べましたところ、最終的に大学院でElectrochemistryという分野だそうで、どちらかと言うとサイエンスのケミストリー色濃い分野と言う事でした。

では、サイエンスメージャーではないの?と思いますよね。そこも調べた結果、どちらから入っても良いらしく、アンダーグラドでは90%以上が同じコースだと言う事でどちらからスタートしてもよいということでした。

しかし、始めの一歩のコースは間違えないようにしなければならないので、エンジニアリングメージャーなら、ChemicalEngneering、サイエンスならChemistryか、Material Scienceと言う事でした。そして息子が選んだのが、ChemicalEngineeringでした。

そこで、息子が学校で頑張ってる間にインターネットで私が学校探しをしました。まずはランキング。総合のランキングで上から順に息子の学力に合う学校は?と調べていきました。子供の学力はSAT/ACTのスコアーを参考にしました。

このように、あらかじめ本人の数値が出ていると、学校が選びやすいことに気が付きました。GPAも参考になりますが、学校のよって違うでしょうし、ジュニアの終わった最終の数値が大学側に行く数値で、大学を選んでいる最中にはあまり役に立たない気がしました。それより全米でどのくらいの位置にいるというのが一目瞭然で分かるSAT/ACTの方が、あたりが付けやすいのですよね。SAT/ACTはどちらかと言うと生徒本人がこのように利用するためにあるんじゃないかな?と思ってます。大学選びのツールです。

そして、次にエンジニアリングのランキングを見ていきました。そうするとテキサスではエンジニアリングランキングトップ20内に2つの州立大学がありました。この辺でこの2つに申し込みを出すのは確定しました。それがUTオースティンとテキサスA&Mでした。

ソフォモアの終わる夏休み前でしたか、名前も聞いたことのない大学から1通の手紙が来ました。内容はこれまたベタな内容の、どのように大学を選ぶか、そのTIPを教えます。と言う何処の大学も使う迷える高校生用のキャッチコピーでした。

その学校を調べると、理系の大学でランキングにも入ってるColorado School of Minesと言う、エンジニアリングで有名な学校でした。詳しく調べるとエンジニアリングでは結構有名な、しかも学力的に生徒の学力が、高めキープな大学でした。とにかくリターンがよく、卒業後の年収のアベレージが8万ドルと、リターンが良い学校でランキング上位3位くらいに入っていました。

その時に、何も知らない私たちは、一応興味がありますよ!とメールのアンケートみたいのに答えました。それからは広告が定期的に届きました。最終的に申し込み料金無しで早めに申し込めば優先アドミッションで合格しやすくなりますよ~!と言う事でしたので、本当に滑り止めとしてはもってこいでしたので申し込む事にしました。

ヒューストンでの説明会も行きましたが、説明を聞けば聞くほど、息子に合ってる学校だと思い、わざわざコロラドはゴールデンまで、フォード・フォーカスで見学に出かけました。笑 余談ですがフォーカスでコロラドまでは大変でした。今年買い換えたフージョンでの方が良かったね!と今になって思います。小さい車での長旅はとっても疲れます!音はうるさいし、座席は座ってて疲れます。途中、ニューメキシコではノイズと風景が睡眠薬的に作用し、運転がかなりヤバかたです。笑

大学を決める最中に先生からクエストブリッジに申し込んだらどうか?と言われいろいろ考えました。と言うのも、成績も上り坂、UILでもチームに貢献できるくらいの成績を収められるわけですから、SATを受けなおし、2200~くらいに持っていければ、もう少し良い学校へ申し込みを出せるのでは?と思ったので、クエストブリッジはどうよ?となりましたが、本人曰くエッセイを書くのが難しいから辞めとく!と言う事でした。

このQuestBridgeというのは低所得者対象の奨学金付き入学を助ける団体で多くの有名私学と協力し、優秀な生徒の教育をプロモートするものです。うちは所得でいえば、その年から恩給暮らしで対象になり利用できたのですが、これに申し込むとその中の大学で受かったものに必ず行かなければならないという事がちょっと引っかかりました。全てEDアドミッションなんです。

ただでさえよく分からない大学進学で選択できないとなると、さらに嫌なわけですよね。自分自身で決めたい大学ですからね。

と言う事で、折角のチャンスでしたが自分で選択できない進学はしたくないと言う事で、もう1校選んだのが、アンダーグラドプログラムランキング1位のRose-Hulmanでした。理由は簡単です。エンジニアリング・アンダーグラド・プログラム・ランキング1位なのと申し込みが無料でした。笑 

その他に、PennState、UCSB、ちょっと背伸びして、ジョージアテック、ライス、イリノイ、ミシガン、ウィスコンシンーマディソン、ミネソターツインシティーなど、Chemistryで有名な大学はどうか?とそれこそ何回も聞いたのですが、この4校でいいとのこと。理由は「分からないから。。。」と言う事。これ以上混乱したくないと言う事なんだと思います。私は勿体無いと思いました。

が、良く考えてみると、エンジニアリングランキングでUTは10位、A&Mが12位となると、だったったら、そのどちらかでいいじゃん?ってなりますよね。プラス、今にして思えば家から遠い学校より近い学校に決まってますから。。。(何かと都合が良いです。子供は自立しても家族ですから。。)

そんなこんなで、NicheのChanceMeでも、いろいろ探しましたが、この4校は合格圏内の学校でしたので、安全第一受験が成立しました。一番最後に合否通知が来たUTだけがウエイティングでその他は合格を頂きました。

世の中の生徒が10校から20校受ける時代に、このミニマムな受験は、ホント、ウチらしいなぁと笑ってしまいます。

そこで、悩むんです。だって1つは条件付でしたが、全て合格になってしまいましたから。。。さあ、どうする?ってことになるんです。大学進学の条件の一つである学費。そうファイナンシャルエイドのアワードが出揃わない限りには何もいえない訳です。しかし結局、うちの資産ではファイナンシャルエイドはもらえない結果になりました。もっと上手い方法があったのですが主人の調べが甘いところが仇になりました。w

A&MはEngineeringHonorsに合格しましたので、どうしてもUTと言う事ではない息子なので、PACE/CAPプランからのスタートや他のメージャーからのスタートの選択は考えていなかったようです。

そこで最後は2校、CSMとA&Mで悩みました。が、コロラドへ見学に行った時に、やっぱりかなり遠いのと、学校の規模が想像以上に小さかった事が理由でA&Mへ進学を決めました。

だって、実際に行くと、A&Mのその規模に圧倒されますから。。。とにかく広い敷地にたくさんの生徒が歩き回ってます。それに比べるとコロラドはゴールデンと言うクアーズビールのお里。綺麗な自然の小さな町に、とっても親切な人たちが住むエリアの、小さな大学。教授だって一流の教授陣。スタッフも生徒も親切と、とっても魅力でしたが、、、息子の趣味とは違っていたんでしょうね。息子は大きな学校の方が好きなようです。

まあ、今になって、「この学校大き過ぎ!歩くの大変!」とか文句言ってますけどね。笑

とりあえず要はエンジニアリング・オナーズに入れた事なんでしょうね。その事をコロラドのアドミッションの人に話した時、Uh oh!と隠さず顔に出ていました。笑 (なんて正直な人でしょう!)校舎案内してくれた、フラットプレジデント曰く、テキサスの生徒でCSMとA&Mで悩む子供は多いと。なるほどねと思いました。

CSMに行く生徒のほとんどはオイル系の会社に就職する子供が多いのではないかな。。。と言うのが私の感じた事。まあ、説明会がヒューストンだったのでそのエリアの卒業生は、ほぼ全員がオイル関係の仕事でした。しかし息子はalternativeで、sustainableなエネルギー開発。それもちょっと違うかな?と思ったところなのかもしれません。

それプラス、サイエンス、エンジニアリングなどのリサーチが重要な分野でリサーチに使うお金。このお金が沢山あることが重要なわけです。そうなるとA&Mはエンパイアーーー!!!って感じですが、CSMは少なくはないものの、金額は比べ物になりませんでした。まあ、比べ方があまりフェアでないのでどっちが良いと言いにくいのですが、天下のMITの次にリサーチの資金がある大学と初めて知り、ああだからこの大学、平均学力、全米ランキングのわりに有名なのね~!と思ったのであります。

プログラムも選り取り見取り、サティフィケートプログラムの充実。調べれば調べるほど、なかなか捨てがたい大学だなぁと思うようになりました。そして、テキサス一古い公立大学が世の中に送り出した卒業生の数とそのコネクション(団結)は他では見られないものだと知り、うん、いいんじゃない?と言う事になり、息子はA&Mに進学を決めました。

あれだけ、コロラド!と言っていた息子の意外な盲点は、見学に行く事ではっきり見えたので、見学はできるだけ早めに、出来ればジュニアが終わった夏までに行くといいですね。

うちは娘の大学への引越しと重なり、授業料(フル!とほほ)の事もあって、夏休みにじゃあ行くぞ!と言う気分ではなかったので、シニアに入ってから休みを利用して見学に行きました。まあ、結果的に大きなマイナスではなかったにしても、息子の学校の見学も重要視するべきだったと思います。

年子はいろいろと大変ですよね~。


一時はここから移住しようかと思ったゴールデン・コロラド。素敵な街でした。





なぜか、Howdyだし。。。

HowdyはテキサスA&Mのオフィシャル・グリーティングワード(ご機嫌よう!)だと私は思っていました。笑

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