荷作りの仕方



荷作りの仕方

海外への引越荷物をつくる時は、次の3点に留意する必要がある

第1
必ず通関手続を経なければならないのでどの箱に何が、いくつぐらい入っているかの内容明細、つまりパッキングリストを作成しなければならないこと
第2
港(空港)での積み卸しや、長期間の輸送に耐えられる梱包にすること
第3
料金が航空便は実重量(または容積重量)によって、船便はほとんどの場合容積によって決まること

荷造りは、専門の引越業者にすべて任せることもできるが、業者任せにすると、どこに何が入っているか、完全には把握できなくなる恐れがある。いずれにしろパッキングリストは自分たちで作成しなければならないので、家具や大型の電気製品以外は自分で荷造りしたほうがよい。

荷造りの要領

ダンボール箱の用意

同じサイズのものをそろえる。
船荷の場合、ダンボール箱をまとめて木枠を組み梱包するが、ダンボール箱のサイズが違うと、木枠内にムダな空間ができてしまう。
引越業者に連絡をすれば、ダンボール箱を届けてくれるはず。ダンボールを注文する時、いっしょにエアークッションも1ロールたのんでおく。エアークッションというのは、箱詰めの食品によく入っている、丸いポチポチが一面についたビニールである。
こわれ物のパッキングにはこれが便利である。

荷造りに必要な品

ガムテープ・セロテープ・包装紙・ビニール袋・フェルトペン・ボールペン・ノート・はさみ・カッター

荷造りの順序

ダンボール箱に通し番号を書く

ダンボールに1・2・3…と番号をつけ、同じように、用意したノートに1ページずつ1・2・3…と番号をつけてどのダンボールには何をどのくらい入れたか、をメモしておく。

荷物を分類する

衣類・食料品・食器・調理器具・台所用品・電気製品・書籍・子ども用品・寝具・その他、といったふうに大ざっぱに分類する。荷造りの時は、なるべく同じ種類のものは同じ箱に詰めたほうがわかりやすいし、パッキングリストも作成しやすい。

こわれ物をパッキングする

陶器、ガラス器などこわれ物はエアークッションでしっかり包む。購入時の専用ケースがあれば利用する。ただし、引越先の国によってはケースが真新しいと、新品とみなされ、課税されることがあるので注意する。こわれ物以外でパッキングの必要があるものは、新聞紙などで包んでおこう。

ダンボールに詰める

何を、どのくらい詰めたか、用意したノートにメモをする。後でパッキングリストを作る際に役立つ。

荷造りの手順
荷造り用品の用意
荷物の分類
壊れ物・小物のパッキング
ダンボ-ル箱に詰める
各ダンボール箱ごとに詰めた品をメモする
ダンボール箱の封をする
カートン、トランクなど1梱包ごとに目的地の宛て先、名前、荷物の通し番号を書く
通関用のパッキングリストを作成する

荷造りのコツ

衣類、寝具以外を詰める時は、底にクッション材を敷くこと。またすき間を作らないように気をつける。
クッション材、パッキング材以外に下着やタオル、衣服などを利用するとムダを出さずにすむ。たとえば、クッション材としてはセーターやスウェットシャツ、タオルを、またすき間を埋めるにはTシャツや下着が役立つ。ビニール袋に入れて使えば、汚れる心配もない。

荷造りの際の注意

新品を別送する場合、包装、値札、タッグなどは取りはずす。新品ばかりまとめないよう注意する。
衣料には防虫剤を詰めておいたほうが安心できる。
食料品のうち乾物類はビニール袋に入れ、湿気を防ぐ。また、醤油などの液体類はひとまとめにして詰める。箱の内側にビニールシート、新聞紙を敷いておくと、万一液が漏れても他に影響をおよぼさない。

パッキングリスト(梱包明細書)の書き方

輸出入の通関と貨物輸送保険を手配する正式な書類なので正確に記入する。荷物はカートン(内装梱包)別にそれぞれ日本語で品名、数量、保険金額を記入していく。高級スーツなど特に高価なものはひとまとめにしないで、1行に1品ずつ記入する。サインは各ページごとにすること
*パッキングリスト記載上の注意
通関のときに、パッキングリストと実際の中身に違うものがあった場合、すべての荷物が検査されることもあるので十分に注意する。

出荷するときの注意

荷物を運送会社や引越業者に引き渡す際、どれが自分で梱包した荷物か、あるいは委託したものか、また資材や容器なども自分で用意したものかどうかを確認する。
壊れものなどが入っているものについては、カートンに「取扱注意」と記入するほか、業者にもその旨を伝えておく。


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