思いもよらないほど複雑なのが世界の電気事情。国によって電圧・周波数・プラグ形状が違うので、事前によくその国の電気事情を調べてから持っていく物を決めた方がよい。“世界主要地域の電気方式”参照。
日本で使用していた電気器具をそのまま海外で使うには、それぞれの器具の消費電力に対応した変圧器を用意する必要がある。ただし、ラジオ、テレビ、ビデオ機器、オーディオ製品については、変圧器を使用しても使えない場合があるので要注意。
テレビは「放送方式」、「カラー方式」、「チャンネル方式」のうち1つでも異なると使用できない。
放送方式は世界中で14種類あり、走査線の数、映像電波と音声電波との間隔や音声変調方式などの違いにより、AからNまでのアルファベットで表示されている。カラー方式は「NTSC」、「PAL」、「SECAM」の3種類。そしてチャンネル方式は各チャンネルの周波数が何ヘルツであるかによって分類されるもので、これらの3つがあわなければテレビは映らない。
ビデオもテレビと同様に「放送方式」、「カラー方式」、「チャンネル方式」の全てがマッチしていなければ使用できない。
カラー方式が違うと、録画すみテープの再生はできないし、放送方式やチャンネル方式が違うとビデオデッキが使えない。テレビのRF端子を使って接続する場合、日本で使われているRF信号は1チャンネル(91.25MHz)と2チャンネル(97.25MHz)であるが、この周波数はアメリカでは採用されていないので、日本のビデオデッキでは映らない。
主な放送電波は長波(LW)、中波(MW・日本では通常AM)、短波(SW)、超短波(FM)の4種類。アメリカではFM、ドイツは短波、イギリスやフランスでは長波が多い。
乾電池のサイズは世界共通でサイズと電圧があえば材質によらずどれでも同じように使用できる。しかし、単4、単5、006Pなどのサイズは、国によっては入手が難しい場合が多い。また、カードラジオの電源用、8mmカメラのメモリーバックアップ用のリチウム電池などの特別なものは多くの国で入手が困難なので多めに用意する。
海外ですぐに使うものを日本で買っていきたい場合、海外旅行者向けのドライヤー、シェーバー、アイロン、変圧器等は大手デパートの海外旅行用品売場・電気製品売場で取り扱っている。
最近では本格的な海外仕様品のツーリストモデルが売り出されているのでラジオ、テレビ、ビデオデッキのたぐいはこれで揃えると便利である。
国によって、ものによって、通関の際に関税を課せられやすいのが電化製品である。新品を持っていくときはそのことを忘れないように。
一部の国でビデオ機器の輸入を情報管制、宗教、風俗等の理由から許可しないところがあり、ラジオやラジカセでもFMの周波数がワイドバンドだと警察の無線が聞こえるとの理由で持ちこめないところもある。
“世界主要地域の電気方式”“プラグの形状”参照。
| 海外支援センター / 現地アクセスポイント設定済みパソコン販売 |
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| 現地に到着後直ぐにインターネット・メールが使用できるように、出発前に現地のアクセスポイントの設定を済ませたパソコンの販売。また、必要なアダプター電話回線チェッカーなどの用意。 |

