パソコンの持ち込み




ノートパソコンの梱包と発送のコツ

 パソコンはモデルによって輸送する際縦置きと横置きがあるので、方向に注意をしてパソコンの箱よりも少し大きい箱を購入する。また、ダンボール紙が2重になっているダブルと呼ばれる段ボール箱にする。横、幅、高さがそれぞれ3cm程度大きいサイズの箱が入手出来れば理想的である。
 国際宅配便など航空貨物は、実重量よりも容積重量が大きければ、容積重量をもとに送料の計算がされる。通常ノートパソコンは本体と付属品を合わせ5kg前後だが、これを縦50cm、横40cm、高さ35cmの段ボール箱で梱包すると実重量は6kg程度なのに容積重量は12kgとなり、これをもとに運送料金の計算がされる。
 したがって、いかに適当な大きさの段ボール箱を入手するかが、送料節約のコツとなる。
 梱包の仕方は、まず用意した段ボール箱の底に1枚段ボール片を置いて底を補強し、その上にエアークッション(プチプチ)等を敷き、縦置きか横置きかに注意をしてパソコンを入れた箱を乗せるパソコンを入れた箱にもエアークッションなどを忘れずに入れること。側面の空間や上部の空間には新聞紙等を丸めて詰める。スポーツ紙の写真が通関で引っかかり思わぬところでストップすることもあるので、スポーツ紙は避ける。最後に天井に段ボール板を置きガムテープで閉める。ガムテープは布製とする。クラフト紙のガムテープは発送状等が貼れないので使用しない。
 必要な書類は、使用する運送会社で用意する発送状とCOMMERCIAL INVOICEである。郵便小包みやEMSは郵便局に用意されている。
 記入する内容は、サンプルを参考にすれば難しくないが、発送状は6枚前後の複写になっているのでドットインパクトプリンターが必要となる。なお、別送品扱いの場合はパスポートのコピー、フライト証明などの書類が必要である。
 パソコンの場合明らかに輸送中の外損が外箱にある場合や、荷物を紛失した場合などは保険金が支払われるが、機能上やデータの破損には保険で補償してもらえない事が多い。
 また、梱包が不十分とか不適切などの理由により保険求償の対象にならないこともあるので梱包は慎重に行うこと。

日本語パソコンの持参

電子メール・インターネット

海外生活では、日本語による電子メールやインターネットは生活必需品です。日本語インターネットのパソコンがあれば、海外で生活していても日本の情報や商品が容易に入手出来ます。
 さて、その接続については、現地プロバイダーに加入するのが割安ですが、現地の言葉でインターネット接続設定をするのは難しく、サポートも満足でないケースがあるようです。こうした場合には、日本のプロバイダーに加入し、「ローミングサービス」をお使いになられることをお勧めします。メールの送受信については、日本での設定がそのまま使えるケースが多いようです。>>海外でメールをチェック

日本語パソコン

 一部の国や地域では日本語パソコンを現地で購入する事が可能ですが、相当割高となります。また、帰国後の保証や修理を考えるとやはり日本からパソコンを持参するのが現実的です。
 日本からパソコンを持参する場合は輸入規制、関税、電源、現地の工業規格、モデムの認可や故障時の対応ルートの注意が必要です。

出発前の準備

出発前に海外支援センターにコンタクトすれば現地でのインターネット設定済みのパソコンが購入できます。また、現在使用中のパソコンの設定サービスも受けることが出来ます。

現地プロバイダーへの加入

 赴任直後は日常生活のセットアップで非常に忙しく、プロバイダーの選択や加入手続・設定などに余り時間が取れません。また、モデム、モジュラー形状など日本では考えられない事も起こります。特に現地プロバイダーが配布している設定用のCDは日本語版パソコンの動作確認を取っていないケースが多く、このCDを使用する事は避けた方がいいでしょう。

海外支援センター / 現地アクセスポイント設定済みパソコン販売

現地に到着後直ぐにインターネット・メールが使用できるように、出発前に現地のアクセスポイントの設定を済ませたパソコンの販売。また、必要なアダプター電話回線チェッカーなどの用意。

海外でのインターネットの利用

 海外でインターネットを利用するには下記の方法がある。

1.
ISDN、ADSL、無線LANやケーブル回線などブロードバンドでの利用
2.
無線LANでの利用
3.
電話回線を利用したダイヤルアップでの利用
 

日本国内ではほとんどの地域や建物でブロードバンド、無線LANでの利用が可能である。ブロードバンドでの利用は一般的に常時接続で速度も速く快適にインターネットが利用できる。しかし、海外ではブロードバンドでの利用が制限されたり利用速度に比べて費用が高額であったり、ブロードバンドが利用できない地域などダイヤルアップでの利用を余儀なくされる場合がある。ダイヤルアップでの利用はブロードバンドに比べ速度が遅く、また利用するにはモデムが内蔵されているパソコンを用意する必要がある。
 現地のインターネット利用環境は下記のカテゴリーに分けられる。それぞれの特徴や注意点をまとめてみた。現地へのパソコンの持ち込み、インターネットの設定や利用の注意点などは、『海外に行く人のインターネット活用ガイド』(発売元 ぎょうせい)が参考になる。

海外でインターネットをブロードバンドだけで利用される方

 欧・米の都市や香港、シンガポールなどインターネットインフラが進んでいる国・地域に行かれる方などで滞在先でブロードバンドが利用できることが確実で、現地に行ってから現地プロバイダーとの契約や設定を行う方。現地ではダイヤルアップ接続を利用しない。従ってモデムが搭載されていないパソコンでも大丈夫である。
 注意事項としては現地プロバイダーが配布する設定用CDは日本語環境が壊れることもあるので、日本語版パソコンには読ませないほうが無難。設定は画面で行うことをお勧めする。

海外でインターネットをダイヤルアップとブロードバンドで利用される方

 欧・米の都市や香港、シンガポールなどインターネットインフラが進んでいる国・地域に行くが、滞在先が未定でブロードバンドが利用出来る事が不確実であり、取りあえず出発前にダイヤルアップで利用できるようにセットアップして現地に到着して落ちついてからブロードバンドでの利用を開始する方。あるいは、現地で旅行、出張の際にダイヤルアップでインターネット・メールを利用予定の方など。
 注意事項としては持参するパソコンにはモデムが搭載されていることが必要。現地での使用認可を取得したモデムが搭載されているモデルを可能な限り選択することである。使用認可を取得していないモデムでの使用は自己責任での利用となる。海外でのダイヤルアップの設定方法など注意点は書籍『海外に行く人のインターネット活用ガイド』(発売元 ぎょうせい)を参考にしてください。

海外でのインターネットの利用がダイヤルアップとなる方

 インターネットのインフラが遅れている国・地域に行かれる方や現地の状況が分からない方などは、少なくともダイヤルアップでインターネットが利用できる準備をして出発されることを勧める。パソコンはブロードバンドも利用可能なモデルを選定すれば、現地到着後ブロードバンドが利用できることになればその時点でブロードバンドでの利用を検討することができる。(ブロードバンドが利用可能であっても希望する時間帯に繋がらなかったり、スピードが出なかったり、費用が非常に高い場合は引き続きダイヤルアップでの利用も選択肢の一つである。)
 注意事項としてモデムに関してはカテゴリー2と同じだが、国・地域によっては電話回線の品質が異なる場合がある。電話回線にパソコンを接続する前に電話回線チェッカー(モデムセーバー)で使用可能な電話回線であることを確認するなど、パソコンの内蔵モデムを壊さない対策をされることを勧める。

現地のアクセスポイント設定済みパソコンを持参する方法

 パソコンの設定に不安な方で現地到着後直ぐにインターネット・メールを利用したい方、及び現地到着直後は海外生活のセットアップや仕事が忙しく自分でインターネットの設定を行うことが出来ない方などは、日本のプロバイダーの現地アクセスポイントに接続できるように設定したパソコンを持参することを進める。現地に到着後電話回線があれば直ぐにインターネット・メールが利用できる。パソコンはブロードバンドでの利用も可能なモデルを選定する。従って、現地でブロードバンドでの利用に変更することも可能である。
 注意事項としては出発時期までに余裕があれば、現地のアクセスポイントに接続できるように設定されたパソコンを購入することが出来る。

[参考になるHP]
海外通信マニュアル
旅先通信研究所
地球のつなぎ方
海外へ行く人、住む人のためのパソコン活用法
HOW TO MOBILE

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