荷物の発送・通関・携帯荷物




荷物の発送・通関

荷物の発送

荷物の送り方は、荷物の量、輸送費、輸送期間などを考えて4つの方法から選ぶ。

航空別送荷物(通称アナカン)

本人が出国前に発送(前送扱い)する場合、航空運賃は半額(南北アメリカ以外)。特徴は、

1.
比較的早く荷物が届く(通常は1~2週間。まれに、1カ月近くかかることもある)。
2.
本人が出発した後では、半額料金は適用されない。
3.
船舶荷物より割高。
4.
料金は、特別なものを除き重量で決まる。

船舶荷物

貨物船で輸送する荷物。

1.
航空別送荷物より時間がかかる。
2.
料金は比較的安い。
3.
料金は体積で決まるので、重い荷物も比較的安く運べる。
4.
最低基本料金があるので、荷物があまり多くない場合は損。

航空便、船便

小包郵便物。国内郵便とほぼ同じで、全国の郵便局の窓口で申告するだけなので便利だ。
特徴は、

1.
航空便は割高だが、一番早く届く(通常1週間)。
2.
船便は一番安いが、日数がかかる。
3.
小包1個あたりの重量は20kg以内、大きさが長さ(a)=1.5m、横周(a+b+c+d+e)=3m以内であること。
4.
郵便局で申告するだけなので簡単。

荷物発送の際の注意

1.
荷物を引越先の国に送る場合、郵便小包以外は、税関で輸出の通関手続がいる。この手続は、通常輸送業者が代行してくれる。
2.
荷物の船積完了後、船会社が発行する船荷証券を必ず受け取り、大切に保管する。
3.
万一の荷物の破損・紛失を考え、海上保険をかけておいたほうがよい。

荷物の通関と受け取り

到着した荷物を受け取るための通関手続(パスポートや船荷証券などが必要)は、通常、引越荷物の輸送業者が代行してくれるので、すべて任せた方が煩わしさがない。

携帯荷物

携帯荷物とは、直接自分で持参する荷物のことで、空港でチェックインして預ける荷物(受託手荷物)と、機内に持ち込み自分で持っていく荷物(持ち込み手荷物)がある。

チェックイン時に預ける手荷物

路線によって個数制度と重量制度がある。

◎太平洋路線(米国・グアムを含む)
個数は2個まで、大きさと重量制限は以下のとおり
(2)エコノミークラス: 個数は2個まで。一個あたりの荷物の3辺の和が158cm以内で23kg以内。さらに2個の3辺の和の合計が273cmを超えないこと。
(1)ファーストクラス:
   ビジネスクラス:
一個あたりの荷物の3辺の和が158cm以内で32kg以内
◎アジア・ヨーロッパ路線
重量制度があるが、搭乗クラスによって制限が異なる
(3)エコノミークラス: 20kg以内
(1)ファーストクラス: 40kg以内
(2)ビジネスクラス: 30kg以内

*無料手荷物許容量をオーバーした場合は、超過手荷物料金がかかる。
手荷物には、下着、替え上着、すぐに必要な日用雑貨、食器などを重量制限いっぱいまで持っていく。
スーツケースなどは、それ自体かなり重量があるので、その分手荷物として持っていける物の量が少なくなる。現地に滞在中、旅行することもあるだろうからスーツケースひとつぐらいは必要であろうが、それ以外についてはダンボール箱などの利用をお薦めする。衣服など、上に荷物を積み上げられても問題ない品物については、大型のスポーツバッグなどを利用する。

機内持ち込み手荷物

個数は1つで重さ10kg以内。3辺の和が115cm以内(55×40×23cm以内)。
(客室内の収納棚または座席下に収納できるもの)
 お金、貴重品、写真(各人5 ~ 6 葉ぐら い)。印鑑、書類(パスポート、航空券、そ の他の必要書類)などは機内持ち込み手荷 物にしたほうがよい。
 ただし、国際民間航空機関(ICAO)の 指示のもと、航空機内への液体物の持ち込 みが制限されているので、事前に確認が必 要である。


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