世界各国のさまざまな情報は、インターネットやガイドブックなどで容易に入手できる。海外出張が決まったら、相手国の大使館や観光局などにも問い合わせて、できるだけ多くの情報を収集しよう。
海外で業務に就いた場合、現地の企業はもちろん現地の人々からも有益な言動が求められる。日本とは異なった風土、環境、言語、習慣、文化、宗教などにも適切に対応しなければならない。
相手国にたいする理解は、業務に役立つだけでなくストレスやカルチャーショックの軽減にもつながる。ただし、情報のなかには国際親善を考慮し、美化した内容や省略されている部分もあるので、成功例よりも失敗談や不都合だった事例などから学ぶ慎重さも必要だろう。
参考:「国際交流・異文化理解を考える」ホームページ
「I-Journal」世界のあらゆる宗教、邦字新聞などのリンク
実際に現地でくらしたことのある人から意見を聞くことも、堅実で有効な方法のひとつである。集めた情報は一冊のノートに整理しておきたい。繰り返し利用できる。
現地では、相手国に対する批判はできるだけ避けたい。何事にも敬意をこめて対応することが重要である。また、お互いに協力する姿勢が大切で、批判の対象となるような話題には触れないほうが無難である。
参考:約240ヶ国・地域を旅して
出会いが宝
その他(海外生活情報リンク集)
出張の目的や会う人などによって、お土産の有無や品選びが違ってくるが、外国では初対面の人にお土産を渡すことはあまりない。だが、初対面でも、業務で世話になっている人などには、感謝の気持ちをこめてお土産を用意することも必要だろう。
贈る相手が現地の人なら、日本独自の品物で外国ではあまり手に入らないものが喜ばれる。漆器、陶磁器、扇子、人形など伝統的な工芸品や、日本各地の民芸品などは無難な選択といえる。現地に知り合いがいたら、どんな物が喜ばれるか教えてもらうのもひとつの方法。
駐在している日本人には、現地で入手が難しい日本の食品類が歓迎される。相手が会社の先輩や同僚なら、事前に希望を聞いてもよい。
参考:お土産について
日本酒や焼酎なども、お土産品として人気がある。空港の免税品店にたくさん並んでおり、しかも市価より安く購入できるので利用する人が多い。飛行機の機内販売でも免税品が買えるが、扱う商品が限定されている。
酒類やたばこ類、香水などは、国によって免税で持ち込める量に規制がある。規制量を超えると、超過分には課税されるので注意が必要である。
短期間の出張では、語学の学習までは必要ないかもしれないが、「はじめまして」や「おはようございます」「さようなら」などの挨拶や、「ありがとうございます」「失礼しました」などの簡単な謝意を伝える言葉くらいは覚えておこう。現地語で挨拶を交わすだけでも、こちらの誠意を伝えることができる。
語学の学校や教材は、さまざまなタイプがそろっている。会話技術のレベルや、目的に応じた内容のものを選択して学習すれば、ある程度の水準には達することができるはずである。大切なのは本人のやる気と根気である。
外国語の習得は、一朝一夕ではできない。だが、英語は中学や高校で基礎を学んでいる。何かのきっかけで、その気になれば意外と短期間でも簡単な会話くらいはできるようになるだろう。
海外出張は、同じ国や地域に繰り返し行く場合が多い。日頃から語学の学習をしておけば心強い。
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