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NO2249 部活動を廃止せよ(3)

見事な茶畑 
見事な茶畑 17日(木)家内が風邪でダウン。-2度の新潟から32度のKLに2日間。さらに朝方17度のキャメロンへと。気温の変化に体が対応できなかったのかも。今朝の朝粥トレッキングは残念ながら一人で参加。16名。パパイヤ(3RM),マンゴー(2RM)等買い物。

 肉は勿論、今まで最高の買い物だと思ったら、合計900円足らず。これでも数年間の間に物価は2倍になったのだというから驚き。とにかく、庶民は公共料金や食料品が安くて、平穏に暮らせるなら文句はない。午後は2人で街に出て香港レストランで昼食10RM。

 部活動についてはまだ言いたいことがある。私が部活動の廃止又は全面改訂を主張するのは、生徒や教師にとってプラスに働いていないからである。生徒にとって部活動は中学時代の最大の思い出であり、つまらない授業よりははるかにやりがいのある活動である。

茶園の中の小学校
茶園の中の小学校 だからこそ、生徒はちゃんとした指導者の下で指導を受ける権利があると思うし、教師とて望まない指導より、自分が教師を目指した原点である教科指導に専念すべきなのである。日本の教師は基本的に真面目な人が多いから、持たされれば、部活に全力を尽くす。

 私でさえ、疑問を感じながら、在職中は全力を尽くしたつもりで、土日の返上は当たり前で、市内大会で2度の優勝を果たしたことさえある。でも、私の中では常に「これは俺の本務ではないぞ」俺の本務は石川啄木に真似て「日本一の社会科教師だぞ」だった。

 日本の教師は欧米の教師に比べれば、部活をはじめ本務以外の雑務をこなすスーパーマンに等しい。事務員(物品購入や校内予算、給与事務さえ一昔前は教師が分担していた)、図書館司書(今も全国的に配置されていない)、カウンセラー(常駐には程遠い)

パパイヤとマンゴー
パパイヤとマンゴー 本来、指導資格が求められる部活動の指導、障害者教育、図書館司書、教育相談などを無資格のまま担当させる異常な体制を戦後60年余も続けているのである。前にも紹介した通り、教科指導でさえ無免許運転を敷いているのが現実である。世間はほぼ知らない。

 ドイツではスポーツ指導に当たれるのは専門の資格を持った教員かオリンピックのメダル級の実績のある者に限られるというし、ニュージーランドでは社会体育のクラブでの指導を希望する現職教員は学校とは関係なくクラブでの任用試験を受け採用されるという。

 今大阪市で橋下市長による教育への介入は異常事態である。前の安倍政権時代の改悪された教育基本法10条にあった「教育は不当な支配に服することなく」は近代教育の基本原則で、一市長が「民意」を理由に教員の異動を要求するなどあるまじきファッショである。

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