6日(月)晴。最近はスポーツ以外はテレビをほとんど見なくなった。今日は勿論、女子サッカーの応援。残念だった。終わった後の風景が気になった。選手に近づく子どもたち。他人の子もいたようだが自分の子も。明らかにママさん。調べたら20人中15人がママさんだと。
日本ではママさんアスリートは絶対的に少ない。理由ははっきりしている。女性に対する社会環境の劣悪さと男性優位社会であることだ。最大のネックは日本人の意識だ。アメリカでは年間ほとんど合宿中のベビーシッターによるサポート、休日はパートナーが合宿所を訪れ、親子水入らずで過ごす、そういう環境が保障されている。
今日、市教委に電話し、教科書採択について質問した。「採択はいつ決まるか」「採択時の教育委員会は傍聴できるか」「採択メンバーの公開を請求したら、応じるか」「特定の教科書を採択せよとか、採択するなという圧力はあったか」担当者は最初否定的な答え。
ハノイの小路の風景
軽くあしらわれそうな雰囲気なので、昔採択に関わった者で、新潟市は情報公開条例に基づいて全部公開されたはずですよ」と言ったら、上司と相談の後、態度ががらりと変わり、現在行われている分は採択後に公開すると。それでは意味がないですよと言い、公開を請求すると言った。
圧力については「ありません」。東京で大田区と武蔵野市は前回市民には寝耳に水で問題の教科書が採択された。新潟でもありうることだから、「新潟の子どもたちには渡したくない教科書があるから、毅然と対応して下さい」と激励した。「ありがとうございます」だと。
安倍内閣の支持率が下がり続けているのは当然だが、うれしい限りだ。朝日では39%、毎日が42%、読売が49%だという。産経の世論調査はあまり聞かないが、あれば50%を上回るだろう。安倍政権の後ろ盾になっているメデイアは産経の他、諸君!、正論、SAPIO, WILL等の極右雑誌がある。
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安倍の言いぐさは「丁寧な説明」だが、だれも信じていない。このWiLLの8月号のタイトルが「平和安全法制 総理が国民に訴える 私が丁寧にご説明します」とある。他の執筆者をみると、櫻井よしこ、西尾幹二、渡部昇一、石原慎太郎、青山繁晴等々。
要するに日本会議所属のメンバーオンパレードだ。支持者しか読まないような雑誌に「丁寧に説明」して責任を果たした気でいるのか。この雑誌は06年、土井たか子氏を本当は朝鮮人「李高順」だという捏造記事を書いて最高裁まで闘って敗れた札付きの右翼紙だ。
この雑誌の出版元はワック・マガジン社で編集長は週刊文春にいた花田紀凱なる男。右翼雑誌を支えるために安倍の政治団体「晋和会」が年間84万円分もの雑誌を購入している。(11年度)百田尚樹が安倍と出会って意気投合したのが12年のこの雑誌での対談だった。
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