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甲子園球児に思うこと

大船渡高校佐々木投手

東京インターハイスクール学院長の渡辺です。今年も高校生たちの甲子園劇場に日本中が沸きました。アメリカから帰国して久しぶりに甲子園をTVで観たとき高校球児たちが北朝鮮軍のように行進している姿を観て違和感を感じました。今年は監督が投球制限(地方決勝戦に登板させない)をさせた大船渡高校の佐々木投手の話題が、今の日本の学校教育の「不登校問題」に重り残念に思いました。自分の息子をアメリカ野球で育てた経験からお話しますが、アメリカでは大人たちの知恵で20年前から子供たちの体を守る目的で「投球制限」が実施されていました。高校生年代でも試合を7回で終了して肩を守り、近年では医者や科学者が「ピッチスマート」という科学的な基準を作り、投球数と休養日数など年齢別に細かくルールを作って子供たちを守っています。「多投」は子供たちの体を壊す危険性を科学的に検証して分かっていても、日本では国民が「熱血甲子園球児」の劇場を楽しむために「球数制限ルール」を設けていないかのようです。そして監督と選手たちが独自に苦渋の判断をしなければならない状況が続いています。「分かっていても決められない」大人たちの無責任ではないでしょうか。過去20年間増え続ける不登校生、今では小中高で20万人超(文科省報告)、中学にいたっては不登校13万人(文科省報告)+校内不登校31万人、合計44万人の中学生が学校に嫌悪感を抱き、行かない、教室に入らない、直帰してしまう、と報道されています。割合でみると約10%の中学生が反学校体制の活動をしているのです。分かっているのは「問題は不登校生ではなく学校にある」、という事実です。そして学校を改善(過去20年間も)し続けても多くの子供たちは学校復帰をしないことです。「分かっていても決められない」、今の日本の学校教育に必要なことは体制を維持しながらの改善ではなく、規制緩和(学校以外で学ぶことを認める)を含む抜本的が改革が必要です。早く決めないと日本の子供たちが壊れてしまいます。

 

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