まず「タイレブ」という地方には行かれたことも、聞いたことがないと思います。
タイレブ地方は、
日本からフィジー留学の留学生さんが到着するフィジーの玄関口、ナンディ国際空港から車で4-5時間。フィジーの首都スバからさらに先に行った田舎。
私は以前、このフィジー留学ブログにも書いたけれど、
イルカ遭遇率100%のムーンリーフに行く時に1泊、タイレブ地方に泊まりました。
失礼ですが、本当に「ド」田舎です。
この農村と森山しかないタイレブ地方の村のひとつ、ナタドラダベ(Natadradave)村に、
今、フィジー国内はもとより、なぜか海外からもたくさん人がやってきて、
過疎の村が突然大賑わいになっています。
それは、水です。
「奇跡の水」と呼ばれるこの水を飲んだ病人が治っている例が後を絶たないのです。
たくさんの人がやってくるので、水場と水場に行く道を政府が整備したほどです。
例えば、
3年間、盲目に近い状態だった人が治った
感染症にかかった人が治った
など。
村の水は、以前から有名になったわけではなく、今年の2月のある出来事の後から、この水を飲んだ病人が治り始めました。
その出来事とは?
今年(2016)の2月にフィジー他の南太平洋の国を襲った大型台風ウィンストンです。
雨がたくさん降ったとはいえ、もともとタイレブは年間降水量が多い地方。
なぜこのようなことになったほかは、不明だそうです。
現在、フィジー政府は、水の成分分析を行うことにしているといいます。
村の人たちは、
「水代は取らない。ただし、水を販売してはいけない。」という決まりをつくり、
水を求めてはるばるやってくる人々を受け入れているそうです。
フィジー留学中、病気になったら、行ってみますか?
いや、やっぱり、街の医院に行きますか?
記)この記事は、水の効用を保証するものではありません。
フィジーの新聞やテレビニュースの報道に基づいて書かれています。
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